原木なめこ|生・塩蔵
ナメコは10月下旬頃~12月初旬頃まで、ブナの倒木など、広葉樹の倒木や枯れ木、切り株から出てくる。原木なめこの場合はブナなどを伐り倒した木を3尺程度(約90㎝)に玉切りし、菌を植え付けて育てる。
葉が色づき始め、気温がグッと下がる10月中旬頃からなめこが出始め、雪がかぶる12月頃まで採れる。
採れた原木なめこ。幾分か木屑がついているけれど、滑りが反射してキレイ。粒と中開きのなめこ。傘が肉厚になる。なめこはナイフで根元から切ると木屑が付きにくく、キレイに取れる。枯葉や土がつかないようにしながら袋に詰めていきます。
採ってきたなめこはそのまま食べる場合、塩漬けする場合は一つ一つキヅケ(柄)取りをし、水に浸してゴミを浮かせて取り、洗う。そのまま食べる場合は冷蔵庫で保管し、一週間以内に食べる。塩漬けにする場合は茹でてから樽に入れて塩に漬ける。
ちなみに大鳥の人が知人や家族などに送る場合、より鮮度を保つためにキヅケ(柄)取り、ゴミ取り、洗浄をしない状態で送ります。
普通のキノコであれば中開きのモノを採取するのが通常ですが、なめこの場合は粒、中開き(一般的ななめこ)、開きの3種に区別します。それぞれに味わいが違い、粒は特にナマスで食べるのに向いていて、中は一般的ななめこ、開きは汁モノに向いています。
大鳥では普通、なめこ汁で食べる。味噌ベースの味付けに豆腐や大根を入れ、なめこ汁を頂きます。蕎麦を入れればなめこ蕎麦、うどんを入れればなめこうどんになる。大根おろしと和え、醤油を垂らしてご飯と一緒に食べるのもおススメです。
ご購入前にお読みください
天然の山菜、キノコは毎年の気候・天候によって収穫状況が大きく左右されます。確かな品質のものを鮮度が良い状態でお届けするために、当店では日付指定での配送をお受けすることが出来ません。発送が完了しましたら、発送のお知らせをメールにてご連絡させて頂きます。
また、大鳥てんごで取扱いしている原木なめこはキヅケ取り・ゴミ取り、洗浄した状態での出荷しております。作業には細心の注意を払っておりますが、多少の枯葉や土、稀に虫が入ってしまっていることがあります。その際は大変お手数ですが、各ご家庭でのゴミ取りのご協力をお願いできればと思います。山で採取してくる茸ということでご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。
また、より鮮度が保てる無洗浄の状態(キヅケ取り・ゴミ取り・洗浄なし)での発送をご希望の場合は、その旨を備考欄にご記入ください。その場合、お客様ご自身でのキヅケ取り、ゴミ取り、洗浄をお願いいたします。キヅケ取りの方法はキノコのキヅケ取り方法を参考にしてみてください。