
キノコ 石づきの取り方
茸を山から採取する時は、なるべく木屑や土などが付かないように丁寧に採取しますが、持ち帰った後はキヅケ取りという作業を行います。
“キヅケ”とはキノコの軸の先端ことで(一般的には”石づき”と言われます)、軸は土が付いていたり食感が硬いので、大鳥では基本的にはキヅケを取り、傘の部分を洗ってから調理に使います。大鳥で採取されるヒラタケ・なめこ・ナラタケ(もだし)・ブナハリタケ(カノカ)なども全てキヅケ取りをします。
ここでは山で採取したヒラタケを例として、キヅケ取りの方法をご紹介。
山で採取したヒラタケ。ブナの枯れ木・倒木などに生える。採取の時点で木屑や枯葉、土などが極力付かないように丁寧に採取し、袋やてんごに入れる。
茸を持ち帰ったらザルなどに空け、はさみを準備してキヅケ取りを行います。
キヅケ取り前のヒラタケ。傘も柄もついた状態。根の部分の黒いのが土や木屑。
石づき(茎の根の部分)の部分にハサミを入れて、一つ一つ切り落とす。
キヅケを取ったヒラタケの傘。
左のボウルがキヅケを取ったヒラタケ。右が伐ったキヅケ。
キヅケを取り終えたら土や枯葉などが取れやすくするため1~2時間ほど水に浸します。最後に水で綺麗に洗ったら完了です。
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