ぜんまい|乾燥
大鳥の人たちが、特に熱心に採り集めるのが”ぜんまい”。5月に入ると早朝から地下足袋を履き、大・小のてんごを背負って山に出かける男衆の姿が見られる。
北向きの険しい斜面に生えたぜんまい。茎が太いモノを選んで、ポキポキと折れるところで折り取る。採るときは必ず株の2~3本は残す。そうしないと、来年生えてくるのが細くなってしまうんだとか。そうして採集し、一度に20kgほどを背負って持ち帰る。
昼頃に家に戻ると、沸騰させた大鍋にぜんまいをドサッと入れて湯通し、鮮やかな緑色に茹で上がったら、筵やゴザに並べて天日で干しながら揉む。最初はハンドボールのような大きさにまとめて筵にしっかりと押し付けて揉む。徐々に乾燥し、固まってきたら、ぜんまいが折れないように丁寧に揉む。乾燥が進むにつれて赤色、黒色と変化していく。骨が折れるが、揉み具合が仕上がりの良し悪しを決めるのでとても大事な作業。3日ほど干すと、ぜんまいの量は1/10ほどになり、それらをいったん保管する。雨季が来るころに保管した乾燥ぜんまいを塩茹でをし、一日干す。これは、夏に虫がついてしまうのを防ぐため。最後に一本一本はさみで足切りをする。採取から長い工程を掛けて出来上がった乾燥ぜんまいは、こうして出来上がる。
乾燥ぜんまいを調理する時は水に浸して戻す。※乾燥ぜんまいの戻し方はこちら。
大鳥ではお盆の料理、正月料理などでぜんまい煮として調理されるのが定番。


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